2017年01月02日

救いの手の格差

しにたくなったらこころの健康相談統一ダイヤル

を、ぼへっと眺めてた。
東京以外は土日祝日年末年始はお休みで、会社員が働いてる時間内が運用時間らしい。
多分、相談に乗れる人を集められるかとか資金とか色々あるんだろうけど。
土日祝日年末年始夜から朝が一番死にたい時間だと思うんだけどな。
助けてもらえる可能性の数に地域差が出てしまうのは悲しい。

生きる支える相談窓口
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2016年12月31日

年末メンタル

盆暮れ正月と冠婚葬祭の前に読むべきは、『ムーミン谷の夏まつり』
わたしたちみんなが楽しくないと思っているならあの人たちとむりにあわなくたっていいのよ。
神経質で弱くて頭が固くて臆病なくせに気づきを立派に行動に移すフィリフヨンカさんだいすき。

フィリフヨンカというのは、ムーミンシリーズにでてくるいきものの一種。
フィリフヨンカたちの特徴は、やせ型神経質で強迫傾向の女性。(男性はフィリフヨンク)
『夏まつり』にでてくるフィリフヨンカは、夏祭りのたびに来もしない親類を招待しては待ちぼうけをくらいつづけている。
好きだから、会いたいから、ではなく夏祭りには親類を呼ぶものだから。
毎年毎年無駄な時間と労力をつかっては寂しい思いをして過ごす。
でも別に、そうしなきゃいけないなんてことはないんだと気づいてやっと自分のための時間をもてる。


私は別に誰も待っちゃいないし、むしろ逃げて逃げて逃げ続けてそのツケで首が回らなくなっているんだけど、でも救われる。
私はここにいなくていい。

よしあしたでかける。ムーミンシリーズ買う。

新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫) -
新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫) -
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posted by ヒギリ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ぼやき・つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月08日

『普通』化のための手術と本人の意思

多指症のニュース記事を読んだ。
多指症というのは文字通り生まれつき指が大抵の人より多い症状。
先進国では幼児のうちに『余計な指』を切り取るのが一般的らしい。
検索したけど『治療』しなきゃいけないもんなのかよくわからなかった。

結合してたり遊離してたりで機能的に不便だから。というならまだわかる。
人と違うといじめられやすいから物心つく前にってのも想像できる。
けど、ただ多いだけのものを本人の同意なしに切り取っていいものなのかわからない。

勝手に体を『正常 (にみえる状態)』に変えられてきたインターセックスの先例を連想する。
中身をみずにジェンダーを振り分けられる苦しさとは違うかもしれないけれど、当事者不在の決定は同じだ。
アシュリー事件(介護しやすいようにと障害児の成長をとめる手術が行われた)も同じ線上にある。
本人の意思のないところで、医療上の必然性のない身体加工が行われることには疑問を持たなくちゃいけない。
愛でも善意でも、間違うことはある。


男でも女でもない性・完全版―インターセックス(半陰陽)を生きる -


アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代 -
アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代 -
posted by ヒギリ at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・気になること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月24日

災害のたびに思うこと

 私は、「ハーパーズ・バザー(Harper’s Bazaar)」誌の友人フランシス・マクファーデンと一緒にテーブルについて、第二次世界大戦の地獄から生き延びた人々が、本当に関心のあることはなんだろうかと頭をひねっていました。
「『ハーパーズ・バザー』のモード写真でないことは確かね」といって、フランシスは賢そうな額にしわを寄せました。
「あら、そうかしら」と、私は答えました。 「それだって考えられるわ。麻袋の布地で服を作るときの参考にするためじゃなくて、こういうものがまだあるんだということを証明するために。」p16

イェラ・レップマン『子どもの本は世界の架け橋』こぐま社


これは、イェラ・レップマンが、第二次世界大戦直後の祖国ドイツへ文化的支援に入ることになったときの言葉。
イェラ・レップマンはミュンヘン国際児童図書館(IJB)や国際児童図書評議会(IBBY)を創設した人。

日常とのつながりを示すとか、希望を伝えるために必要なものはたくさんある。
あたりまえの、普通のことをできる人は、あたりまえの、普通のことをし続ければいい。
当たり前の普通のことが永遠に失われたわけじゃないことを体現してみせるのは不謹慎なことじゃない。
でも本当は、そこにいる以外の人が想像であれはいるはずとかこんなのダメなはずとか勝手に決めつけるのが変な話なんだ。

子どもの本は世界の架け橋 -
子どもの本は世界の架け橋 -
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2016年01月21日

死んでない人は生きている

自分のなかで落としどころを見つけられていない部分にふれる質問をされた。
折り合えてないから答えられないけど折り合えてないからごまかすこともできない。
で、はあまあこんなような感じといった具合ということも無きにしも非ずといった風で…のような、嘘ではないけど明確でないむにゃむにゃした返答をした。
そしたら、「ああ、そうやって生き延びてきたんだね」と言われた。

ああー。そうか。
私は、自分がなんもしてないから言うべきことのなにもない時間をひたすらすごしてきたつもりでいるけれど、今生きている私は生き延びてきたのか。
そういや今までを並べてみると、まったくドラマチックじゃない体感のわりには大変そうな(あるいはどうしようもない)道幅ぎりぎりのとこを歩んでるな私。

徹頭徹尾がんばってないけど、ちょこっと、ほんのちょこっとだけ、ここにいる自分をねぎらってやってもいいんじゃないかなって思った。
posted by ヒギリ at 20:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月11日

国民的アニメと国営放送の成人の日(フライング)


成人の日まえの昨日、ひさしぶりに「サザエさん」を見た。
クリーニング屋の娘が自分の成人式そっちのけで店の手伝いをしていて、父親である店主は本当は晴れ姿がみたいと思っている。それを聞いたイソノさんちが協力して晴れ姿をみせてあげるのも親孝行とかなんとかいって、娘を説得してめでたしめでたし。てな話だった。

古き良き昭和の話だし、晴れ着をきせてやることが間違ってるわけじゃない。
だけどアニメの善良なるイソノさんちはあまりにも無邪気にマジョリティで、それ以外の価値観が存在すらしないようにみえる。
それ以外の価値観が見えないと、そこにあてはまらないものを排除されている気分になる。
これを見たのが二十歳のころだったら、キツかっただろうと思う。

私は成人式にでなかった。式自体も嫌だったし盛装もしたくなかった。
私はトランスじゃない。でも性別に期待される役割にはなじめない。
今は嫌なりに折り合えているけれど、10歳ごろから15年ほどはしんどかった。
19歳のときは呉服屋のDMを憎悪して、くるたびに受け取り拒否の手続きをしていた。
リクルートスーツも喪服も買いたくなかったし、中学の制服だって10回くらいしか着てない。

衣装自体は我慢できる。
拒絶したかったのは、中身を衣装に同化させられることだ。
私にとってジェンダーの衣装は、「あなたはこういう人だよね」と勝手に決めつけられるようなものだった。

自分でないもののふりをしつづけるのは苦しい。
相手の思い込みに合わせなければいけないと思っていたときはものすごく生きづらかった。
違うなら違うと言っていいし、言っても生きていけるとわかったから今はすごく楽になった。
「ふつう」にとらわれて自縄自縛だったころに、「晴れ姿を両親にみせて成人式に出るのが親孝行」以外のコースが見えない話をみたら、きっとキツかっただろうと思う。


サザエさんのすぐあとにやってたバリバラがLGBTの回だった。
最初の数分しか見られなかったけど、出演者紹介の時点ですでに多様性炸裂で癒された。
くっきりはっきりした越境者だけが特例としてマジョリティ様から容認していただけるんじゃなくて、こっちとあっちをふらふらしたり、どちらともつかない場所にいたりする人もいるのが当たり前のことと認識されている。
同じ日の同じような時間の全国放送で、こういう情報も見られるってことに救われてる。

2015年12月20日

手間と無駄の狭間

コードレスの掃除機がほしい。
だしたりコンセント抜き差ししたりコードをのばしりひっかけたりする手間がはぶけたら掃除ストレスが大分へる気がする。
あと軽いのがいい。

と、電気屋に行ってみた。
そしたら機種により多少は差があるけれど、おおむね四時間充電して三十分使用なふうだった。
なんだかものすごくロスが多く感じる。

ううん、コンセントのない場所で使うわけじゃないしなあ。
posted by ヒギリ at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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