多指症というのは文字通り生まれつき指が大抵の人より多い症状。
先進国では幼児のうちに『余計な指』を切り取るのが一般的らしい。
検索したけど『治療』しなきゃいけないもんなのかよくわからなかった。
結合してたり遊離してたりで機能的に不便だから。というならまだわかる。
人と違うといじめられやすいから物心つく前にってのも想像できる。
けど、ただ多いだけのものを本人の同意なしに切り取っていいものなのかわからない。
勝手に体を『正常 (にみえる状態)』に変えられてきたインターセックスの先例を連想する。
中身をみずにジェンダーを振り分けられる苦しさとは違うかもしれないけれど、当事者不在の決定は同じだ。
アシュリー事件(介護しやすいようにと障害児の成長をとめる手術が行われた)も同じ線上にある。
本人の意思のないところで、医療上の必然性のない身体加工が行われることには疑問を持たなくちゃいけない。
愛でも善意でも、間違うことはある。


アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代 -






