異性婚や男流と間違われたくないから、違うよって自分で注記しておくのはわかるけど、(特に他人が)わざわざ毎回毎回べっとり貼り付けなくてもいいようなラベルだ。
本の最後の著者紹介を読んだら、何年に何氏と同性婚、とあった。
でもこれゲイな本なんだ。
ゲイカップルがゲイ(やセクシャルマイノリティ)について語った本で、タイトルもばっちりゲイで表紙は著者カップルの写真なんだ。
男性同性愛者カップルであることが明白な本なんだから、普通に「結婚した」でいいんじゃないかな。
明らかに同性カップルなのに本でわざわざ「同性婚」と書いてあると、同性婚が特殊なことみたいに見える。
そもそも「同性愛者が同性婚」て「頭が頭痛」みたいだ。
本当は、わざわざ同性と書かなくてもいいんだけど、現状では前置きなしに「結婚」と書くと相手が異性だと考えられてしまう。
だから、同性間であることを明記する。
こういう「あえて」と、必要もないのに「わざわざ」は違う。
同性同士のカップルは全体に占める割合が少ない組み合わせではあるから、珍しいのはたしかだけど、別に特別なことじゃない。
・セクシュアリティと全然関係ない内容
・タイトルや表紙やあらすじから著者が同性愛者であることがわからない
・著者のプライベートについて書かれていない
・性別どころかどこが名字なのかもわからないような日本ではなじみのない名前
・著者の学歴や受賞歴のあとにちらりと家族構成があるだけ
とかいうなら簡潔に「同性婚」でもいいけど、それだって「男性大統領の○○氏と結婚」とかでよさそうなもんだ。
早いとこ「同性婚」ってわざわざ書かなくてもいいようになるといいな。
と思ってから、そう考えられるくらい「同性婚」が違和感のない言葉になっていることは良いことだなと思った。

夫夫円満 -



