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第4回は鳴釜編最終章。
…不満7割:残念1割:容認2割。
残念は鳥ちゃんが親父くさい(若者らしくない)こと。
容認できたのは京極堂の出番が少なかったとこ。
まず榎さんの服装描写がない!
ラジオや文章は音だからこそ描写が大事なのに。
でもまあ時間の関係もあるからそこは仕方ないと諦める。
そして会場へ…っていきなり華燭の典が始まっちゃったよ!
そんな!
受付シーンは?
鴨山君は? 葱田くんは?
「そうは思いませんか?
――お嬢さん」は?
ココこそキラキラさせるべきなのに...
ま、まあ時間の関係もあるからそこは仕方ないと涙を呑んで諦める。
当然葱田君(仮名)は逡巡しないしキレもしないから
榎さんがへにゃりと笑って止めてくれたりもしないのだけれど、
しかしまあ時間の関係もあるから(以下略)
数々の不満をはらみつつ、ついに待望の金ちゃん登場!
益田君の話から「オカマの人が殴られて云々」を端折っちゃったからやや唐突な印象。
けどまあどうせコレ聞いてるのほとんど原作ファンだろうからきっと大丈夫。
なんだけど…なんか
ただの酔っ払いオヤジみたいだな金ちゃん。
ってとこまでは諦めるとしても。
許せないところ。
なんで殿村以下バカ×3が女言葉なんだよ!?
うあムカつく。
最悪。
原作読めよ!
ゲイ=オカマ=女言葉ってステレオタイプっすか。
アレを「オネエ言葉」とは言いたくない。
原作でアレだけちゃんと区別してあるのに何のためにわざわざ変えるのか理解不能。
益田君が性的指向と性自認をきっちり区別して説明して、
榎さんも「カマじゃないのかな?まあ何でもいいけどさ」って言ってるのに。
(このセリフがあるから、榎さんは区別できてないんじゃなくて
面倒だからしてないというのがわかる)
他はほとんどセリフを変更せずに作ってあるってことは
原作を読んで書いているはずなのに、ココを変えるなんて読解力なさすぎ。
金ちゃんも突然出てきて哲也を口説いて(?)
その後の「ありがとう(にっこり)」も
「あらやだそんな野蛮なことしないわよ探偵ちゃん」もないから
ただの変態になりさがってるし。
結局イロモノかよ。
原作そのまんま読むんじゃラジオドラマにならないから
多少変更したり端折ったりするのは仕方ないけれど
原作で注意を払っている部分をぶち壊さないで欲しい。
京極堂への不満がかすむほど不愉快でした。
あーでも京極堂(出番が少なかったせいもあるけど)前よりはマシかも。
美弥子さんもなあ…なんか余裕が足りない。
もっとふてぶてしくないと。
榎さんも賞賛しちゃうし。
あの人は榎さんにすら呆れられて
金ちゃんにすら惚れられるからこそ賞賛に値するのに。
「こんなつまらないことで傷つくような安い自尊心は〜」
ってセリフを削らなかったことだけが救いだけど、
「まだまだ往生しませんわ!」とか「カマに惚れられちゃ〜」もないし。
結局「肛門野郎」も言わなかったなあ。
カマと釜と男馬鹿がつながらない…。
ってそれを言ったら、やっぱり京極作品はどっこも削れないですね。
薀蓄もギャグも罵倒も伏線になっているから。
てことは本を読まなきゃこの良さはわからないわけで、
目が良くて、日本語が読めるってシアワセだ。
と感想はそこに落ち着くのでした。
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